【ノマド家のユートさん】「ノマド家 茅ヶ崎」がついにオープン。住人からオーナーが誕生。
■協力できるのがフリーランス集団の強み
――― 今日はよろしくお願いします。
ユート よろしくお願いします。
――― ユートさんはもともと鎌倉にあったノマド家1号店の住人だったんですよね。どのようなきっかけで「ノマド家 茅ヶ崎」のオーナーになられたんですか。
ユート 最初はオーナーになりたいと思ってノマド家に住んだわけではないんです。
でも、住むうちに僕もオーナーになってみんなを育てていく立場になれたなと思うようになっていたところ、そじ君から「やってみない?」と声をかけてもらって。
――― ノマド家立ち上げ人のそじさんから抜擢されたんですね。オーナーさんってどんなことをするんですか。
ユート 住人が快適に暮らせるようコミュニティづくりをしつつ、仕事面でも一人一人の状況を見ながらサポートしていく立場ですね。
――― 鎌倉のときはそじさんが営業してお仕事を持ってくるというお話がありましたが、茅ヶ崎ではユートさんが担当されているんですか。
ユート そじ君経由のお取引さんは今も繋がりを持たせていただいていて、ありがたいことにお仕事もいただいているんです。
――― 鎌倉での関係が今も続いているんですね。
ユート なので僕は今、営業というよりは知り合いを増やしていくような動きをしています。
そこにニーズがあればお仕事の話もできるし、お仕事に繋がらなくても、茅ヶ崎という地域に馴染んだり、「ノマド家」の活動を知ってもらいたいと思うので。
――― なるほど。繋がりの中から仕事があれば受けられるという感じなんですね。
ユート 「ノマド家 茅ヶ崎」には、今7人が住んでいるんですけど、色んなスキルを持った人が集まっています。
ライター、ディレクター、マーケター、エンジニア、デザイナーがいるので、幅広いニーズに対応できるんですよ。
なので、話の流れでこんなことができたらなっていうのが出てきたら、それなら住人のあの人が対応できますと提案できるんですよね。
――― フリーランス集団ならではの強みですね。
ユート 自分ができないことを仲間ができるのは、取引先さんにとっても、僕たちフリーランスにとってもいいですよね。
住人同士でスキルを教え合うことができるのも強みです。
↓「ノマド家 茅ヶ崎」での仕事風景
■まずは挑戦してみる
――― ユートさんがノマド家の住人になったのはどうしてですか。
ユート もともと会社員として働いていたんですけど、このままずっと働いていて幸せかなと考えたとき、自分で事業やお店をやりたいという気持ちが大きくて。
将来を考えると結婚して家族ができたら責任も出て来るので、やるなら早いうちにやってみようと思ったんです。
今なら違う生き方を模索してみてダメだったら戻ればいいので、まずは挑戦しようと仕事を辞める決断をしました。
――― まず辞めることを決めたんですね。そこからノマド家にはどう行き着いたんですか。
ユート 僕はボードゲームが好きで、いつかボードゲームのお店を開きたいという気持ちがあって。
でも、調べてみると普通にお店をやるのって大変だなと思ったんです。
そこで、まずはWEB業界の勉強をして、自分でWEBから集客できるようになれたらいいなと思いはじめて。
――― ノマド家がぴったりだったんですね。
ユート そうなんです。ちょうどWEBの勉強をしようと思ったときにノマド家のことをTwitterで知り、行ってみようと思って今に至ります。
当時は愛知県に住んでいて、一度東京に出てみたいという気持ちもあったのでぴったりでした。
――― 決断から実行のスピードが早いですね!ではお仕事を辞めてすぐにノマド家へ引越して来たんですか。
ユート そうですね。去年の9月末に退職して、10月は1ヶ月間こっちに来る準備をして、11月1日からノマド家に住み始めました。
――― じゃあ半年ほどでもうオーナーになっているわけですよね。すごいですね。
ユート ノマド家に来てすごく充実した時間を過ごしていますね。あっという間でした。
――― 今もプレイヤーとしてWEBのお仕事を続けているんですよね。
ユート もちろん本業ですね。ライターとディレクターをメインにやってきましたが、最近はマーケターとして広告運用なども始めました。
――― すごい。オーナーになっただけでなく、WEBのスキルもどんどん挑戦し、高めているんですね。
↓「ノマド家 茅ヶ崎」は海も近い
■駆け出しフリーランスが自走できる環境づくりを
――― 今後「ノマド家 茅ヶ崎」をこうしていきたいみたいな理想ってありますか。
ユート 個人的には、オーナーとして住人に提供できていることが、まだまだ少ないなと思っているんです。
駆け出しのフリーランスが集まっているので、もっと仕事の話やアドバイスをしていって、住人がどんどん成長していける環境を整えていきたいなというのはありますね。
――― 駆け出しフリーランス向けのシェアハウスならではの利点を更に強化していきたいということですね。
ユート そうですね。今の「ノマド家 茅ヶ崎」全体の理想はというと、みんなが自走できるようになることですね。
――― 自走というのは。
ユート それぞれが自分で営業から納品まで一人でできるようになることですね。
一人でもやっていける個人が、ノマド家にいることで協力もできる状態が一番いいと思うので、そこを目指しています。
――― 未経験から自立、さらには仲間と協力までできるノマド家は、フリーランスを目指す人にとってとても魅力的ですね。次回はユートさんのパーソナルなお話を中心に伺います。
(次回につづく → “ボードゲームでコミュニティづくりを”ノマド家のオーナーだけにとどまらないマルチな活躍。)
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【ちがさきのIT界隈】ノマド家のユートさん
・第1話 「ノマド家 茅ヶ崎」がついにオープン。住人からオーナーが誕生。
・第2話 “ボードゲームでコミュニティづくりを”ノマド家のオーナーだけにとどまらないマルチな活躍。
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