湘南茅ヶ崎にお試し移住してみて、一週間が経った。

(前回の記事はこちら → 湘南茅ヶ崎にお試し移住してみた、最初の日。


前回の記事をFacebookに投稿したら、「いいね!」が200以上ついた。この湘南茅ヶ崎のお試し移住に興味を持っている人の多さに驚いた。今回は、実際に茅ケ崎から都内に通勤をし始めて一週間が経ったいまの気持ちを書こうと思う。


■さあ、朝の通勤時間だ。


いきなり当たり前の話をするが、勤務地から遠いのでいつもより早く起きる必要がある。しかも「駅近」ではなく「海近」を選んだので、駅につくまでも遠い。徒歩15分という距離は、やはり長く感じるだろうか?


結論、一週間ほど通ってみたが長く感じなかった。海の街の空気感ということ以前に、単純に道が平たんなのと、都会に比べ人が少ないからセカセカする必要がないことが大きい気がする。


ただこの季節、やはり暑い。駅に着いたら汗ばむ。もし本当に移住するとなった場合、やはり駅徒歩10分くらいがいいのか?それとも駅徒歩20分くらいまで範囲を広げて物件を探し、自転車で行くのもありか?悩みどころである。


いや、まだ、移住すると決めたわけではないのだが。


↓茅ヶ崎駅のエスカレーターにて


■みんなが気にする通勤電車について


茅ケ崎から乗る上り電車は、それなりに混んではいるが、思ったほどではなかった。もっとギュウギュウ詰めの満員電車をイメージしていた。そして一週間通勤していると、座れるかもしれないポイントがいくつかあることがわかってきた。(時間帯にもよると思うので、参考程度に)


まず一番ラッキーなパターンは、最初から座れるときだ。あまり期待しない方が良いが、最初から座れるときもある。以降は、乗換駅でチャンスが訪れる。具体的には、藤沢駅、横浜駅、川崎駅などだ。最初に乗るとき「この人は、どこで降りるのだろう」と想像しながら場所を確保する。その人が藤沢で立ち上がると「ラッキー」と心の中でガッツポーズをとる。


行きと帰りの通勤電車で、強制的に合計2時間強が確保されると色々なことができることもわかった。新聞、読書、メール、SNS、ドラマや映画。特に頭が冴えている朝時間に、まとまったインプットや考えごとが出来ることは悪くないと思った。


とはいえ、座れなかった日はなかなか辛いものがある。そこで毎日座れることを可能にしてくれる仕組みを紹介したい。プラス料金を支払うことで乗れる「湘南ライナー」という快速電車。なんと横浜をもすっ飛ばしてしまう。


これはいい!必ず座れるし、ゆっくりと自分の時間が取れる。朝と帰りに一人時間の楽しみを増やすことができた。


↓湘南ライナーにて


■終の棲家を探して


「住んでいる地域が本当に好きで、この地域で一生を終えたい。」


こんな風に思って暮らしている人は幸せだなと思う。自分は横浜に育ち、いまもそれなりに不自由なく暮らしていた。ただ28歳のときに大きな病気にかかり死を間近に感じ、そして東日本大震災で東北に復興支援として移住したとき、「人生をより良く生きたい」ということを考えるようになった。


人に共通したテーマである死だが、この死という言葉は少し暗いイメージがあるかも知れない。ただ自分の場合は「いまの自分が本当にしたいことは?」と常に心に問いかけて生きる動機付けになっている。


茅ヶ崎にお試し移住をしているので、せっかくだからよく海辺を散歩している。海は昔から好きだった。ただ、ボーっと海を眺めているだけで心が落ち着いた。もう20年以上前のことだが、大学受験に失敗したときに家から自転車で湘南まで行きしばらく海を見ていたことを思い出した。


死ぬまでにあとどれぐらいの時間が残されているかはわからないが、どうせなら終の棲家は良いところを選びたい。海が近くにあるというのは、自分にとって大事なことかもしれないと少しずつ思い始めている。


↓満月の夜の海岸散歩にて

(次回につづく → 湘南茅ヶ崎の「お試し移住」を終えて。


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▼ライティング 佐藤真司(Facebook

1975年2月28日、神奈川県横浜市生まれ。小学校から高校まで野球、大学ではアメリカンフットボールの体育会系!生まれも育ちも横浜であったが、東日本大震災を機に宮城県石巻市に移住し、4年間復興支援を行う。はじめての地方暮らしを経験し、人の温かさ、繋がりを経験し、いまは茅ヶ崎での心豊かな生活を目指している。


▼編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年に茅ヶ崎市に移住し、2017年に「エキウミ」を立ち上げる。東海岸商店会の公式サイトの運営や、アクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティング、記事の寄稿も行う(SUUMOタウン「まだ茅ヶ崎に行ったことのないあなたへ」)。

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