【インテグラルの佐山展生さん】企業再建のプロが語る地域活性化策。「茅ヶ崎は一番良いポジションにいる」


日本で活躍する方からお話を伺い、茅ヶ崎を盛り上げるアイディアをいただく「EKIUMI SPECIAL TALK」。初回は日本型PEファンド「インテグラル株式会社」の代表取締役、佐山展生さんにご登場いただきます。日本におけるM&Aの礎をつくられた中のおひとりである佐山さんは現在、投資先である「スカイマーク株式会社」の代表取締役会長や、「一橋大学大学院」や「京都大学経営管理大学院」の客員教授なども兼務されています。示唆に富むお話が盛りだくさんの内容となりましたので、ぜひ最後までご覧ください。(全4回)




■茅ヶ崎の印象


――― 本日はよろしくお願いします。


佐山 はい、よろしくお願いします。


――― 日本におけるM&Aの第一人者のおひとりである佐山さんにインタビューができるなんて、大変光栄です。


佐山 いえいえ、全然大したことはないですよ。


――― 2017年に出版された「生涯現役論」では、茅ヶ崎出身の山本昌さんと対談をされていましたが、茅ヶ崎にはどのような印象を持たれていますか。


佐山 茅ヶ崎の印象は、ものすごく良いですよ。

私は年に4回フルマラソンに出るぐらい走るのが好きですが、箱根駅伝の中継に映る茅ヶ崎の映像がやはり印象的ですね。

松林の間を駆け抜けていく選手たちのシーンが好きです。


↓箱根駅伝のコースになっている国道134号(引用:エキウミ・フォトギャラリー


■企業も街も、印象が大切


――― 佐山さんは企業再建のプロですが、街や商店街をひとつの企業と見立てたとき、どうすれば街や商店街に活気が生まれると思いますか。


佐山 賑わっている商店街や通りというのは、パッと見の印象が明確ですよね。

例えば、私は京都出身ですけど、「花見小路通」なんかは石畳がきれいで、そこにしかない景色がある。もうパッと見ただけで違うんです。


↓花見小路通


佐山 企業でもそうですけど、印象というのはやはり大事なんです。

じゃあその印象をつくるためには何が必要なのか、っていう話になるじゃないですか。

それはやっぱり、統一感なんですよ。


――― 統一感。


佐山 そう。商店街なんかはいろんなお店があって、みんなが一体になるのは大変でしょう。

でもやっぱり「こういう街にしよう!」というのを一つにしていかないといけませんよね。


――― 企業も街も、意識の統一が必要ということですね。


佐山 それがパッと見のビジュアルでも伝わるぐらい形になったとき、人は足を運びたいと思うようになるんです。

だから、茅ヶ崎は一番良いポジションにいるんですよ。



――― 一番良いポジションですか。


佐山 茅ヶ崎はそもそも「他とは違う街」というイメージが既にあるじゃないですか。

鎌倉の大仏さんみたいな強烈なシンボルがなくても、みんなの中に良い印象がある。

中にいると気がつかないものですが、これはすごいアドバンテージですよ。


――― たしかに、そうですよね。


佐山 大多数の街は、そもそも街の存在が知られてないじゃないですか。

例えば、神奈川県の中で一番良いイメージの街を上げてくださいって聞いたら、「茅ヶ崎」はあがってくるでしょう。

その茅ヶ崎のイメージを活かして、「茅ヶ崎の商店街はこれだ!」っていうビジュアルをつくる。


特にいまはインスタがありますから、そこで統一感があればすごく良いですよ。



佐山 もちろん、実際に行ってみて面白いかどうかも同じく大事です。

魅力的なお店があるとリピーターになりますから。

例えば東京で言えば、「合羽橋」とか「戸越銀座」なんかは両方とも特徴を持っていますよね。

行ってみたいし、行ってみたら面白い。


――― はい。


佐山 茅ヶ崎のように「みんなが知っている街」というのは、それだけでそこそこ人が来るから危機感も起きにくいとは思いますが、アドバンテージを活かして取り組んでみて欲しいですね。


――― ビジュアルが重要ということがよくわかりました。茅ヶ崎の通りではアート施策が始まっていますので、今後ブラッシュアップする上で大変参考になりました。ありがとうございます。次回以降は、佐山さんの生き方についてのお話を伺いたいと思います。


↓雄三通りの交通安全アート


(次回につづく→まったく無名の人にも会う理由。看板と肩書に頼らない生き方。)


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▼インタビュー・編集・動画制作 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。

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