【茅ヶ崎市観光協会の新谷雅之さん】茅ヶ崎の大規模イベント仕掛人。

茅ヶ崎に貢献する方を紹介する「Think Chigasaki」。今回は茅ヶ崎市観光協会の専務理事・事務局長を務められている新谷雅之さんにご登場いただきます。メディアに出て話をされることが少ない新谷さんの、破天荒で茅ヶ崎への愛溢れるお話を、ぜひ最後までお読みください。(全4話)




■大規模イベントの実現を可能にする男


――― 本日はよろしくお願いします。


新谷 どうぞよろしくお願いします。


――― 滅多にメディアに出られない新谷さんのお話が伺えるということで、楽しみにしてまいりました。


新谷 いやいや(笑)大したお話はありませんよ。


――― 私が最初に新谷さんのお名前を知ったのは、ミニトマト専門農家「おイシイ農園」の石井さんから、「茅ヶ崎にすごく貢献されている方だから、一度会った方が良い」というお話があったときでした。


新谷 石井君は頑張っていますよね。私も彼のことは応援しているんです。


――― 次に新谷さんのお名前を聞いたのは、フェスディレクターの杉下さんからです。9月の、サザンビーチ初の有料野外フェスPACIFIC BEACH FESTIVALの実現は「新谷さんのおかげ」と言っていました。


新谷 あれは逆に私が調整に動いたせいで、関係の団体さんから別件でお叱りをいただいちゃって、むしろ決定が遅くなっちゃった気はするんだけど(笑)


――― それでも実施「不可」を「可能」に変えました。


新谷 私はもう長いこと観光協会にいるせいで、そういった大きなイベントのときにどう話を進めたら良いかイメージがつくというだけですよ。


■海のイベントを次々と実現


――― 石井さんからは、新谷さんはあらゆるイベントを作ってきた人だと聞いています。


新谷 まず、当然ですが各イベントの実行委員会や協力していただいた方々、そして市民の理解があるおかげでイベントが実現している、ということが大前提だと思ってください。

ですので、これからお話する内容については、「自分のおかげだ」と言うつもりがないということだけ前置きさせてください。


――― わかりました。


新谷 その前提の上で、例えば「湘南祭」は発足当初から関わりました。

大岡越前祭の実行委員長さんから、「若い人を集めるために大岡祭を盛り上げてくれ」というご要望をいただいたので、海のイベント「湘南祭」を提案したんです。


↓湘南祭(ちがさきナビより引用)


――― その湘南祭は、いまでは大岡越前祭と並んで「茅ヶ崎の四大祭り」になっていますね。


新谷 そうですね。やるうちに大岡越前祭よりも湘南祭の会場に人が集まるようになってしまったので、これは本末転倒だということで日にちを分けたんです。


――― それはすごいですね(笑)


新谷 実は他にもいろいろと考えたんです。

「大岡越前」の時代背景に合わせて、茅ヶ崎中を江戸の町にしちゃおうとか。

例えば駅員さんがちょんまげをして切符をきったり、お店に入ると着物姿の店員さんが接客してくれたりとか、飛脚駅伝を開催しようとか・・・でもそれって若者にウケないなと思ってやめました(笑)


――― やってみたら意外とウケたかも知れないですね(笑)


新谷 それでやっぱり「大岡」という冠がついてる以上、江戸時代限定になるんで若者ウケは厳しいし、駅前は大岡越前祭があるので、「仕方ないから海でやろう」ということになったんです。


↓大岡祭(ちがさきナビより引用)


――― 海のイベントというのは茅ヶ崎ならではですよね。


新谷 今年はaikoさんが20周年ということで、サザンビーチでフリーライブLove Like Aloha vol.6が開催されました。

あれは最初シークレットライブだったんです。

aikoさんがサザンオールスターズさんの大ファンということで茅ヶ崎で実現させたかったんですけど、力不足で初回だけ江の島開催だったんですね。

それ以降はなんとか茅ヶ崎で開催できるよう尽力して、今回も無事に開催できて本当に良かったです。


――― 今年は「茅ヶ崎サザン芸術花火」も開催されますし、大忙しだったんじゃないですか。


新谷 そうですね。でもそうやって一つひとつ経験値を積んでいくことで、いろんなことが実現できるようになるじゃないですか。

他にも「茅ヶ崎アロハマーケット」や、これは里山の方ですが「茅ヶ崎ジャンボリー」も、そうやって一から作っていったイベントだったりします。


■イベントは地域住民と一緒につくる


――― 観光協会の新谷さんに率直に伺いたいのが、茅ヶ崎の観光客を増やすにはどうしたら良いと思われていますか。


新谷 ご存知の通り、茅ヶ崎は観光地ではないので、わっと大型バスで人がやってくることがありませんよね。


――― そうですね。藤沢の「江の島」や、鎌倉の「大仏」のようなものはないですね。


新谷 ですから「茅ヶ崎にまた来よう」っていう回数をどれだけ増やせるかを考えたとき、やっぱり「人」が一番じゃないかと思っています。

学生時代の修学旅行なんかも、どこどこに行ったっていうことよりもガイドのお姉さんと会話したようなことの方が記憶に残ってたりするじゃないですか(笑)

それと同じで、茅ヶ崎に来てくれた人が茅ヶ崎の人と会話をしてもらって、楽しい思い出を記憶に残してもらう。

茅ヶ崎には茅ヶ崎好きが多いから、外から来た人におせっかいしたりするじゃないですか。

そういうことが大事だと思っています。


↓8代目スマイルちがさき(茅ヶ崎市観光協会Facebookより引用)


――― イベントはそのきっかけ作りということですね。


新谷 そうですね。ただ、やっぱり大きなイベントとなると、住民が全員賛成するわけではないですよね。

茅ヶ崎には「都会の喧騒から逃れて、土日ぐらいは静かに過ごしたい」という方も多いと思いますし、その気持ちもわかるじゃないですか。

だからそういう方々からも「イベントがあって良かったね」と思ってもらえるようにしないといけないという気持ちでやっています。


――― たしかにそうですね。


新谷 そういえば私、今年のaikoさんのライブで感動したことがあって。

aikoファンの方々が「茅ヶ崎でこういうライブができるのは、茅ヶ崎の皆さんのおかげだから、みなさん茅ヶ崎に絶対迷惑をかけないで帰りましょう」って言ってくれたんですよ。

さすがaikoさんだなって、心底思いました。

イベントは地域の人と一緒につくっていくものだということを、よくわかっていらっしゃるんですよね。


(次回につづく→なにも考えてなかったし、とにかくいい加減だった。


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↓茅ヶ崎市観光協会

住所:茅ヶ崎市茅ヶ崎1-2-53/TEL:0467-84-0377/公式サイトTwitterFacebookYouTube




▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。

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