【ローカルファーストの淺野真澄さん】ローカルファーストを日本各地に広げていきたい。

(前回の記事はこちら→毎日100人来店!商店街の「空き店舗事業」は、地域事業者へのメッセージ。


■本業はビルの管理・運営


――― 現在の淺野さんのご活動は、ローカルファーストがメインでしょうか。


淺野 実は私、本業はローカルファーストじゃないんですよ(笑)


――― え、違うんですか!?


淺野 私はビルの管理・運営会社をやらせていただいていますので、そちらが本業なんです。


――― それは知りませんでした。ちなみにどんなビルを管理・運営されているんでしょうか。


淺野 「茅ヶ崎メディカルケアセンター」という13階建ての福祉ビルや、浜之郷にある15部屋あるマンション、湯快爽快、ベルマーレコンディショニングセンターなど・・・いろいろです。

なので、ローカルファーストの仕事は、あくまで副業という位置づけなんです。


■キャリア


――― なんと(笑)仕事といえば前回、淺野さんはCA(キャビンアテンダント)をされていたり、モールのインフォメーションで働かれていたりしたというお話もありました。


淺野 はい。最初のお仕事がCAなんですけど、それは小学生のときに「スチュワーデス物語」の堀ちえみさんに憧れたからなんです(笑)

10歳の時に書いたタイムカプセルには、「夢はスチュワーデスか、アナウンサーか、歌手」と書いてあって、昔からそういう人前に出る仕事に憧れがあったんだと思います。


――― では、実際に小学生の頃の夢を叶えられたんですね。でもCAになるのは狭き門だったんじゃないですか。


↓高校時代の淺野さん


淺野 私はベビーブーム世代で、いわゆる就職氷河期に直面したんですけど、その年はJALの採用がなかったんですね。

それで全日空の子会社に2,000人が応募するという状況で、合格者20人のなかの一人に選ばれることができたんです。


↓CA時代の淺野さん


――― 倍率100倍を勝ち抜いたんですね。すごい。


淺野 CAになってからはプロペラ機のYS-11という、航空機ファンからすごく支持されている機体に乗って、離島によく行っていました。

例えば石垣島、宮古島、大島、三宅島とか・・・そういった地域に頻繁に訪れた経験も、いまのローカルファーストの活動に活きていると思います。


――― CAとして接客術を磨いたり、地域の魅力発見をしたあと、モールのインフォメーションでもさらに力をつけていったんですね。


淺野 私はテラスモール湘南がオープンするときに、8名いるインフォメーションのリーダーとして働かせていただいたんです。


↓インフォメーション時代の淺野さん


――― CAとモールのインフォメーションとでは、接客相手の属性も違いそうですね。


淺野 そうですね。しかも当時のテラスモール湘南は日本でも有数のクレーム件数を抱える商業施設だったと思うので、インフォメーションはすごくストレスのたまる職場だったんです。

他のチームでは辞める人も続々と出ている中で、私のチームメンバーは1年間だれも辞めなかったのはやっていて良かったと思えることの一つですね。


――― 過酷な環境でも辞める人が出なかったんですね。その時はどのようなマネジメントをされていたのでしょうか。


淺野 意識していたのは、その人の得意なことを引き出すことです。

接客があまり得意でない人にも、必ず得意なことで活躍の場を作るようにしたり、アイディアを提案してくれたら必ず採用して、実践するということを心掛けていました。


――― なるほど。それはすごく大事なことだと思います。


淺野 私は母として子育てもしていますので、それと同じで「良いところを伸ばす」ということは意識していました。

職場にいるリーダーのなかで子どもがいるのは私だけでしたので、それが強みになったのかもしれません。


■ローカルファーストジャーナル


――― 淺野さんのバックグラウンドを知れば知るほど、現在のご活躍に納得感が出てきますね。それでは最後に、今後の展望を教えていただけますか。


淺野 おかげさまでローカルファーストが少しずつ認知され始めていて、静岡や埼玉など他県でもローカルファーストの動きが生まれ始めているんですね。

ですので、この活動をローカルファーストジャーナルや各社の媒体を通じて、もっともっと知ってもらうようなことをやっていきたいです。


――― この「エキウミ」が活動拠点としている茅ヶ崎の雄三通りの事業者さんについても、ローカルファーストジャーナルで何度か取り上げていますよね。


茅ヶ崎ローカルファーストジャーナルVol.2より抜粋


淺野 そうですね。ローカルファースト研究会の「街歩きイベント」では、魅力的なお店が多いので雄三通りを歩くんですね。

魚卓さんや、B-grottoさん、プレンティーズさんといった事業者さんはもちろんのこと、交通安全アートについてもご案内しています。


――― その雄三通りがより良い通りになるためには、どうしたら良いでしょうか。


淺野 いまでも十分魅力的な通りだと思いますが、欲を言えば、なにか一つ雄三通りに拠点になるような空間があるとより良いですよね。

茅ヶ崎市外の方が電車で茅ヶ崎に訪れたときに、立ち寄り拠点になるような場所があったら、すごく良いと思います。


――― 参考にさせていただきます。インタビューは以上です。ありがとうございました。


(おしまい)


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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。

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