【水彩画家のかとうくみさん】もう、とにかく大好きなんです!


(前回の記事はこちら→かとうくみの描き方、生き方


――― 将来的に何かやりたいことはありますか。例えばアメリカで個展やりたいとか。


かとう そうですね、グループ展はやらせていただいたことがあるんですけど、個展の経験はないのでやってみたいですね。

でも一番は…これ言って良いのかな、関西の某8人組アイドルグループと仕事で関わりたいです。


↓アメリカでのグループ展の様子 



――― なるほど。あの、8人の方々ですよね。…言っちゃいましょう。


かとう 良いんですか?もう、とにかく大好きなんです!友達で彼らの大ファンがいて、DVDを3枚渡されたんですね。でも全然興味なかったから、3ヶ月ぐらい放置していたんですけど、ただ友達からのプレッシャーが激しくて、仕方なく観たんですよ。絵を描きながら片手間でいいやって感じで。そしたらあまりに面白くて面白くて!絵も描かずに没頭しちゃって!その時に娘たちが帰ってきて、一緒に観てみんなでファンになって!それでCDもDVDも全部持ってるしポスターやライブグッズも家で貼らせてもらったりして!コレとかコレとか…


――― あの、彼らへの愛は十分伝わりました(笑)何かお仕事で関われたら良いですね。


かとう それが夢なんです!

ただ彼らのジャケットに私の絵というのは、ちょっと違うと思うんです。

やっぱりファンとしてはジャケットには写真があって欲しいなとか。


――― シミュレーションしているのですね。


かとう はい!いつでもやらせていただく準備だけはできているんです(笑)

だからジャケットというよりは、ライブの後ろの映像に使っていただいたりとか、でも彼らはキャラクターが強いから、ライブグッズには私の水彩画だとちょっと違うんじゃないかなとか。


――― すぐに打ち合わせできますね(笑)


かとう もういつ来てお受けできるよう、引き出しは増やしています!


――― あとは、他にやりたいことはありますか。


かとう やりたいことと言うか、作品として目指す方向性はあります。

アメリカのノーマン・ロックウェルさんとか、ドイツのルートヴィヒ・ホールヴァインさん、日本だとかつてPOPEYEの表紙を描かれていた山崎正夫さんなどです。

これ、古本屋さんで山崎正夫さんが表紙を描かれたPOPEYEを買って、ご本人にサインをしていただいたんです(笑)


↓実際にPOPEYEに描いていただいた山崎正夫さんのサイン 


――― それぞれの方の作品を見せていただくと、確かに作風が近い印象があります。


かとう こういう作品がとっても好きなんです。

あとは写実的というところで、既に話に何度も出てきていますが、「Lightning」の中沢ヨシオさんや、「スター・ウォーズ」や「信長の野望」の長野剛さんもすごく尊敬しています。


――― お話を伺っていると、色々な方から影響を受けていらっしゃいますよね。 


かとう 私、影響を受けやすいんです(笑)

私は絵描きとしてスタートが遅かったので、そういう絵を描くお仕事の相談ができるかたがずっといませんでした。

ただ今では尊敬する方々から沢山教えていただけたり、同じ主婦の絵描き仲間もいたりして、本当にたくさん救ってもらっています。

私がどれだけの方に影響を与えられているかわかりませんが、誰かにとってそういう存在になれたらと思います。


――― きっとたくさんの方が既に影響を受けていると思います。インタビューは以上です。楽しいお話をありがとうございました。



(おしまい) 





▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter

1986年生まれ。2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。 ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。



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