【おイシイ農園(ミニトマト専門農家)の石井政輝さん】人生の岐路となったX-JAPAN hideの死去と、農業に活きるギター作り。


(前回の記事はこちら→神奈川県で唯一のミニトマト専門農家。16代目農園主が語る農業と農協と地産池消。


――― 石井さんの学生時代のお話を伺えますか。


石井 同世代の方はよくわかってくれると思うのですが、中学生の頃にX-JAPANのhideさんが亡くなって、その影響力がとにかくすごかったじゃないですか。


――― あれは多くの人の人生に影響を与えたと思います。


石井 そこで私が一番感じたのは、ギターの力って途轍もないなと。

それで早速、雑誌で見たギターを買ったら何かを間違えたらしく、ギターの板部分だけが届いたので、仕方なくギター作りから始めました(笑)


――― 演奏に辿り着くまでが遠いですね(笑)


石井 そのギター作りの経験が、農業高校後に通った音楽専門学校の入学につながりました。

自分の進路を考えたとき、農業高校に入って、農業大学に行き、そのまま農家になったら、それこそ農業しかやっていない人になってしまうじゃないですか。

それが私は嫌だったので、このギター作りとの出会いは大きかったです。


――― なるほど。ちなみに農業高校ではどのようなことを学ぶのでしょうか。


石井 農業高校は野菜を作るイメージがあるかと思いますが、実はお花好きの女子が多くて、私のときは男子9人・女子30人という構成でした。

私は園芸科学科で最初は農業基礎という野菜の定義から養分の勉強などをして、同時進行で野菜の育て方を学びました。

卒業論文ではワカメから肥料を作る研究をしたのですが、そのワカメを求めて辻堂の海岸でゴミ拾いをしたことが、地域貢献の活動に興味を持ったきっかけになりました。


――― 地域貢献活動については後ほど詳しく伺いたいと思います。農業高校から音楽専門学校に行かれた時は、15代目であるお父さまは反対されませんでしたか。 


石井 幸い父は継ぐように言ってくることはなく、自由にさせてもらえたのはありがたかったです。

音楽専門学校では木の板からギターを作るまでの工程を一通り学ぶのですが、それによって木工・電工・塗装を知ることができました。

そこで得たものづくりの基礎はミニトマト作りにも活きていて、原因と結果の関係をイメージできることは美味しい野菜を作る上で助けになっています。


(次回につづく→お客さま目線の農業。販売からスタートしたことが現在の強みに。) 


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▼おイシイ農園

住所:茅ヶ崎市萩園1660/TEL:0467-85-6020/FacebookTwitter 




▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter) 

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。



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