「働きながら世界一周。」リーマントラベラー東松寛文の発見。


日本で活躍する方からお話を伺い、茅ヶ崎を盛り上げるアイディアをいただく「EKIUMI SPECIAL TALK」。今回は、週末に旅する会社員「リーマントラベラー」こと東松寛文さんにご登場いただきます。激務で知られる広告代理店で働きながら世界一周を成し遂げ、「地球の歩き方」から旅のプロにも選出された東松さんの生き方を、ぜひ最後までお読みください。(全3話) ※著書『サラリーマン2.0 週末だけで世界一周




■世界一周の本質


――― 本日はよろしくお願いします。


東松 こちらこそよろしくお願いします!


――― 同じサラリーマンとして、東松さんのお話はぜひ伺いたいと思っていました。


東松 ありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。


――― それではまず、著書のタイトルにもなっている「週末だけで世界一周」について伺えますか。


東松 わかりました。まず、これまでの常識だと世界一周は旅人じゃなきゃできないものでしたよね。

つまりサラリーマンは会社を辞めたり、休職をしたりしないと世界一周はできないというのが一般的な見方でした。


――― そうですね。あとは長期休暇というのも日本では一般的ではありません。


東松 僕はあるとき、それってなぜできないんだろうと思いまして。

まずは「世界一周の定義」から見直してみることにしました。


――― 世界一周の定義。


東松 実は一般的な世界一周の定義というのがあって、簡単にいうと「太平洋と大西洋を超えてぐるっとまわること」なんです。

でもそれって、本質的な意味ではないと思って。



――― たしかに、その定義だと飛行機でぐるっとまわるだけでも世界一周っていうことになっちゃいますね。


東松 そうなんです。恐らく皆さんが「世界一周」という言葉から想像することって、世界のいろんな国々を見てまわって、いろんなことを体験して、いろんなことを吸収するってことじゃないですか。


――― まさにそういうイメージです。


東松 そこで僕、あることを閃きまして。これは、すごいぞと。

これに気づいた瞬間は、なにか降臨していたと言っても良いかも知れません…。


――― 教えてください(笑)


東松 僕が日本にいるときを「トランジット期間」として考えれば、サラリーマンでも週末だけで世界一周ができるっていうことなんです。


■3ヶ月間の毎週末で5大陸18か国へ


――― トランジットとは、目的地に行く途中で他の国の空港に立ち寄ることですよね。


東松 そうです。たとえばアメリカのマイアミに行くときって、ロサンゼルスとかニューヨークで乗り継ぎをするんですが、その乗り継ぎがトランジットですね。

つまり、平日日本にいる間をトランジットだと言い切ってしまえば、行って帰って行って帰ってを繰り返して最後に線でつなげば世界一周ということになるじゃないですか。

これならばサラリーマンを辞めずに世界一周ができるというわけです。


↓働きながら世界一周(参照


――― すごい発見をしてしまいましたね。


東松 そうなんですよ!(笑)

これを2016年1月10日に発見しまして、そこから20日間不安すぎて120人に相談したんです。

そうしたら9割以上の方が面白がってくれて、話すうちに不安よりワクワクが圧倒的に超えちゃって。

だったらやるしかないと。


――― それで実際に実現させてしまったわけですね。


東松 10~12月の3ヶ月間で毎週末海外に行って、最終的に5大陸18か国を訪れて世界一周をしました。

サラリーマンをしながらですから、やっぱり一番考えたのは休日の使い方です。

サラリーマンにとっては、祝日があって連休が取りやすい時期が10~12月なので、そこで有休を何度か差し込みました。


↓コンゴにてサプールと共に(参照


――― なるほど。つまり一つひとつの連休を見れば、普通のサラリーマンでも週末に海外旅行するような感覚と同じということですね。


東松 そうなんです。せっかくやるならば同じサラリーマンにとって参考にできるものにしたかったんですね。

だから僕と同じように3か月間で世界一周にならなくても、どこか一つを切り取れば自分にも同じ旅ができると思って欲しかったんです。


――― すごく面白いですね。


東松 たとえばイランって遠い国だと思っている方が多いんですけど、実際は三連休があれば十分楽しめる国なんです。

同じサラリーマンの方にとってそういう気付きがある旅になるよう、自分ルールを決めて実行しました。


↓イランにて(参照


■「旅行」と「旅」を切り分ける


――― サラリーマンが旅を満喫するためのアドバイスはありますか。


東松 「旅行」と「旅」を切り分けて考えると良いと思います。

「旅行」のときはワクワクだけを期待するんです。

不安要素は極力ないほうがよくて、友だちや家族とリゾート観光地に行くようなときは、トラブルっていらないじゃないですか。

基本的に、立てたスケジュール通りに確認作業をしていくようなイメージです。


――― なるほど。


東松 では「旅」に期待するものはなにかと言えば、ドキドキです。

ドキドキを経験することで人って成長すると思っていて、未知の人生経験ってレベルアップするじゃないですか。


↓アブダビにて(参照


東松 たとえば現地の人に道を聞くだけでレベルが上がるんですよ。

僕なんて英語ぜんぜん喋れませんから、ボディランゲージでなんとか伝えようと必死ですから(笑)


――― (笑)


東松 やっぱり日々仕事をしているとだんだん慣れて来てインプットが足りなくなったりするじゃないですか。

そういう時に海外に旅に出るとガンガンレベルアップするから、すごく良いですよね。


↓ブラジルにて(参照


――― たしかに、旅は数日間ですごい成長実感が得られますよね。


東松 そうやって「旅行」と「旅」を切り分けて考えたら、期待することが明確になるのでどちらの場合も満足できるじゃないですか。

あ、ちなみに「旅」のはじめ方としておすすめなのが、最初に定番スポットに行って写真を撮ることです。

ちゃんと最初にインスタ映えする写真を撮っておけば、満足度の最低ラインは超えられるので、あとは伸びしろだけですから、思う存分未知の世界に飛び込めると思いますよ(笑)


――― とても参考になるお話をありがとうございました。次回は、なぜ東松さんがリーマントラベラーになれたのかについて伺います。


(次回につづく → サラリーマンは最強の職業。「やりたいことがわからない」なら旅に出よう。


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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。



▼編集アシスタント 権藤勇太

エキウミインタビュー担当。平日は都内で法人向けの業務改善提案を行う営業マン。休日は緑に囲まれた茅ヶ崎で畑をいじったり、キャンプしたりフットサルをしたりのんびり生活をしている。消防団に入ったことをきっかけに、自分が使うお金がどこに流れて回っていくのか興味をもち商店街の活性化に2018年参加。




▼動画編集 野口裕貴

「エキウミ」の動画・文章編集班。Web関連企業にてエンジニアとして従事。技術講師として教育事業も行う。現在は都内在住だが、何らかの形で茅ヶ崎に拠点を置きたいと思っている。

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