【アカシヤの中島登代子さん】40年来の常連客がいる、商店街のブティック。

雄三通りで働く人にお話を伺う「雄三通りで会えるあの人」。今回はブティックを経営されている中島登代子さんにご登場いただきます。雄三通りで創業46年を迎えるアカシヤの、長年愛される理由の一端が知れる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。


■綺麗でいたい女性のために


――― 本日はお時間をいただきありがとうございます。


中島 こちらこそ、ありがとうございます。


――― 私はブティックに入った経験がほぼないので、すごく新鮮です。


中島 私もインターネットに写真が載るというのは初めてのことなので、なんだか恥ずかしいです(笑)

特別なことは何もしてないから、なにをお話しすれば良いのかしら。


↓店内


――― まず、こちらのお店にはどんな方がいらっしゃいますか。


中島 「おしゃれをすることで綺麗な自分でいたいっていうことを求める方」でしょうか。

40~70代のお客様が多いので、どうしても着るものを工夫していかないと綺麗でいられなくなってくるじゃないですか。

そういう方のために、お話をしながら提案をしています。


――― 商品の特徴についてはいかがでしょうか。


中島 お店には、デパートや駅ビルにないものを置くようにしています。

インナーはそういう大きなお店で買って、羽織るものだけこの店で買っていただくとか。

中にはカジュアルな若い感じの服もありますので、そちらはフリーサイズで幅広いお客様にお買い求めいただいています。

いろんなお客様がいらしてくださるので、本当にありがたいです。


↓店内


■40年来の常連客


――― 雄三通りは通行人も多いですし、ふらっと来店する方も多いんじゃないですか。


中島 そうですね。バスが通るので車窓からお店を見た方が、バスを降りてわざわざ来てくださることもあります。

もちろん、長年来てくださるお客様もいらっしゃいます。


↓外観


――― 一番長い方だと、どれぐらい前からですか。


中島 もう40年以上ですね。初めてお見えになったのが19歳で、いま60歳になっても買いに来てくださいます。


――― それは・・・ものすごいですね。


中島 本当にありがたいですよね。

当時は雄三通りが砂利道で、両側は麦畑があるような時代でしたから、その頃から変わらずにお越しいただけているというのはありがたいですよ。


――― どうしてそんなに長い関係を築けるのでしょうか


中島 なにも特別なことはしていませんよ(笑)

ただ、「お客様が綺麗になれば良い」っていうことだけです。

やっぱり似合わないものはすすめられないですから、サイズが合って、雰囲気に合って、お綺麗になっていただければ、ということだけ。


■お客様が神様に見えるとき


――― どうしてこのお店を始めようと思われたのでしょうか。


中島 もう46年も前のことですが、主人の具合が悪くて、子どももいたので「自分がなんとかしないと」っていうのがきっかけですね。

当時4坪ぐらいの敷地から、お店をはじめたんです。


↓看板


――― お店を開くというのは勇気がいることだと思いますが、パートで働こう、ということは思われなかったのでしょうか。


中島 私はもともと関西の芦屋で生まれて、小学校から茅ヶ崎なんですけども、子どもの頃から恵まれた環境ではなかったんですね。

母が絵描きで絵を教えていて、当時の恵泉第二幼稚園のところで絵を教えていたんですけど、大人になったら母のように自立した人になりたいって。

だからパートではなくて、「自分でやんなきゃ」っていうことしか考えつかなかったです。


――― 最初からお客さんが来るわけでもないですよね。


中島 当時はバブルよりもっともっと前の時代で、洋服屋さんって茅ヶ崎に結構あったんですよ。

でもなぜだか「おたく八百屋みたいね」って言われるぐらい、出せば売れるような感じだったんです。


――― すごいですね。


中島 でも46年もやっていれば、いろんなことで失敗をしたり、騙されちゃったりということもあったりして。

いまでも夏が暑かったり雨が降ったりすると、やっぱりお客さまが来られないので、そういうときは悩みます。

でも本当にね、そんなときに来てくださるお客様は神様に見えますよ。本当です。

ちいさいおばあちゃまとか来てくださるとね、特にそう思えるんです(笑)


――― 神様ですか。


中島 「今日あったかくなったから来たけど、なんかあるー?」ってね。

ああ、神様が来た!って思います(笑)


――― (笑)これからもお店は続けていかれますか。


中島 はい。これからもできる限り続けていきたいな、とは思っています。

ひとつお客様の信用をなくしたらだーっとお客様を失うわけですから、これからもしっかりやっていきたいですね。


――― お話を伺って、これだけ長年続けてこられる理由が少しだけわかった気がします。インタビューは以上です。ありがとうございました。


(おしまい)


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▼アカシヤ

住所:茅ヶ崎市東海岸北1-3-1/TEL:0467-86-0109/営業時間:10:00-18:00(日曜定休)



▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。

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