【湘南100CLUBの山口順平さん】湘南で現役世代とシニア世代のマッチングを仕組み化する
茅ヶ崎で暮らすユニークな方をご紹介する「湘南・茅ヶ崎で暮らす人」。今回は都内勤務の会社員でありながら「湘南100CLUB」を推進する山口順平さんにご登場いただきます。一週間のうち、週4日勤務+社会活動1〜3日で計10プロジェクト以上を手掛ける山口さんのお話を、ぜひ最後までお読みください!(全2話)
――― お忙しいところありがとうございます。ちょうど今日は「湘南100CLUB」の説明会があったんですよね。
山口 こちらこそありがとうございます!
そうなんです、今日は4人の方が参加してくださって、それぞれのやりたいことを湘南100CLUBを通じてどう実現できるのかを話し合ってきました。
――― そうでしたか。それでは、その湘南100CLUBについて、簡単にご説明をいただけますか。
山口 はい。いま現役世代の方で、普段は家と会社の往復で何か物足りないとか、人生100年時代の生き方を真剣に考えたいと思っている方がいらっしゃいますよね。
そこで、日々ワクワクする生き方をしている主にシニア世代の方々、私たちは「レジェンド」と呼んでいますが、そういう方々との交流を通じて何かヒントを得たり、刺激を受けることができる活動を模索しています。
――― レジェンドですか。
山口 例えば、レジエンドの一人に西信光さんという方がいらっしゃいます。
彼は引退後に家のリフォームに没頭していたときに、一人で過ごすことが増えて言葉が出なくなってきたそうです。
奥さまから地域に出ることを勧められて、エメロードの大会で娘のために自作した曲を披露したら準優勝したそうなんです。
それをきっかけに人生初の路上ライブを始めちゃったような面白い方で(笑)
↓写真右でギターを持っているのが西さん
――― すごい(笑)
山口 私の妻がギター初心者なのですが、西さんに上達のコツを伺ったら「人の前で演奏することだよ」と言われて実際に挑戦したんですね。
やっぱり西さんみたいな方が言うと説得力があるじゃないですか。
こういう方は、現役世代の背中を押してくれるんです。
――― なるほど。湘南100CLUBではそういうマッチングをしていこうとしているのですね。たしか湘南100CLUBの活動は神奈川県の認定を受けていますよね。
山口 はい。「かながわボランタリー活動基金21」の協働事業として採択をいただいています。
これは「現役世代の社会参加」というのがポイントで、湘南100CLUBではその発展モデルも構想しています。
↓湘南100CLUBの概要
――― この図でいうと、まず左上に先ほどのレジェンドがいますね。
山口 はい。そのレジェンドを湘南100CLUBの現役世代がプロデュースして、講師や顧問として企業や学校などに紹介します。
その講師料や顧問料の何割かが、プロデュース料として入ってくるようなイメージです。
――― なるほど、芸能プロダクションのようなことですか。
山口 レジェンド本人としてはあまり価値があると気づいていないことを、発掘して、売り出す、といったことを湘南で仕組み化したいと思っています。
――― そのプロデューサーの立ち位置となる現役世代の参加者はまだ募集しているのでしょうか。
山口 はい、もちろんです。もし興味が湧いた方はぜひご連絡ください。
これから本格的に始めていくプロジェクトなので、ぜひ一緒に作っていきたいです。
↓湘南100CLUBの様子
――― ちなみに、山口さんは普段会社員として働かれていますよね。どのようにしてこういった地域の活動時間を捻出されているのでしょうか。
山口 実は、私は昨年の4月から勤務時間を減らしました。具体的には、週5日勤務を週4日勤務に変えたのです。
そのおかげで収入は減りましたが、自分が価値を感じられる湘南100CLUBのような活動に時間が使えています。
――― それは大きなご決断ですね。次回はそのあたりの経緯についても詳しく伺いたいと思います。
(次回につづく→地域活動のために週4日勤務を選ぶ。会社に依存しない働き方を実践。)
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【湘南・茅ヶ崎で暮らす人】湘南100CLUBの山口順平さん(湘南100CLUBの紹介サイト)
・第1話:湘南で現役世代とシニア世代のマッチングを仕組み化する
・第2話:地域活動のために週4日勤務を選ぶ。会社に依存しない働き方を実践。
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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