【雄三通りの交通安全アート】魚卓 "WATCH WHERE YOU'RE GOING" by RYU AMBE
(前回の記事はこちら → 幸町ビル前の花壇 "Be Careful When You Turn on the corner" )
「雄三通りスマイルプロジェクト」が増やしている交通安全アートについて紹介します。
今回は、魚卓の壁に描かれた "WATCH WHERE YOU'RE GOING"編です。
お魚屋さんだから魚が描いてあるんだろうな、ということは想像しやすいと思います。
しかしその意図を伺うと、「なるほど!」と声が出てしまうような発見がありました。
答えを見る前に、どんな意図が隠されているのかご自身で考えてから、この先を読むと面白いと思います。(ヒント:描かれている魚は1匹じゃないですよね。多くの魚が、どんなふうに泳いでいますか?)
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答えはわかりましたか?それでは、この絵を描かれたキャラクターデザイナーのRYU AMBEさんのコメントです。
「ここに魚の絵を描いたのは、魚卓さんがお魚屋さんだからということはすぐに想像がつくきますよね。実はこの絵から感じて欲しいのは、その魚たちが一定の距離を保ちながら規則正しく泳いでいるということです。」
「一定の距離を保ちながら、規則正しく泳いでいるこの魚たちを、車に見立ててみてください。要するに、車間距離を守っているんですね。この絵は、雄三通りを通るときに車間距離を守りましょう、という意図を込めています。」
「ここで添えている言葉は、"WATCH WHERE YOU'RE GOING" です。運転中は進む先を注意深く見ていないと、車間距離は守れないですよね。」
「実はこの絵は今までと違う手法で描いていまして、ステンシルという型を切り取ってスプレーする方法で描かれているんです。規則正しく魚を見せることができますし、スプレーを使うことでストリート感も出せます。」
「魚卓は浅見さんをはじめとして働いている皆さんがとても活気がありますよね。そういう活気を出すために、ポップな色遣いを意識しました。」
魚卓の代表・浅見さんにも以下のコメントをいただきました。
「もともとまっしろな壁で寂しかったところに、あのRYUくんの絵が描かれたことでとてもおしゃれで親しみやすい見た目になりましたよね。
お客さんからもよくこの絵のことは聞かれるんです。皆さん魚屋だから魚が描かれたんですね、ということをおっしゃるんですけど、実は車間距離を表現していると話すとみなさんびっくりされます(笑)その意図を伝えなくても、この絵のことは皆さん気に入っていただいているみたいで、すごくありがたいです。
お客さんとの会話のきっかけになることがとても嬉しいですし、そのことで雄三通りの交通安全に繋がれば良いなと思います。」
(次回につづく→B-grotto & カナリヤ "KEEP LEFT")
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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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