【文教大学出身の久保沙也香さん】大好きな茅ヶ崎で過ごした大学生時代。常に成長し続ける自分でありたい。
「茅ヶ崎で暮らす人」のシリーズ10人目は、久保沙也香さんにご登場いただきます。茅ヶ崎にある文教大学湘南キャンパスで大学生時代を過ごされた久保さんは、一年生のときミス文教にも選ばれました。茅ヶ崎で様々な方と出会い成長できたという久保さんのお話を、ぜひ最後までお読みください。
久保 よろしくお願いします。
――― 先日の湘南祭では雄三通りスマイルプロジェクトブース運営のお手伝いをありがとうございました。
久保 あの手伝いは稲岡ハウジングの稲岡さんからお声がけをいただいたのですが、これまで接客や営業など人と向き合う仕事をしてきたので、本当に楽しかったです!
↓湘南祭で接客中の久保さん
――― おかげさまで、たくさんの方々にご来店をいただけたと思います。接客や営業をされてきたということですが、具体的にはどのようなお仕事でしょうか。
久保 高校、大学は飲食店の接客をしていて、特に「炭火焼酒場ピカピカ 茅ヶ崎店」で働けた経験はいまでも財産だと思っています。
ピカピカはお料理が美味しいし、一軒家を改装していておしゃれなだけでなく、常連さんも多くてお客さんとの距離が近いんですね。
――― チェーン店のような雰囲気ではないのですね。
久保 そうなんです。
先ほど話に出た稲岡さんともここでお知り合いになれて、ピカピカの社長の中利隆光さんや、お隣の美容室「ニライカナイ」のオーナー具志堅政樹さんが集まって経営の話をされているのを聞くのが大好きでした。
ちなみに、いまの髪形も具志堅さんにお願いしたんですよ。
――― 経営の話は、大学生だった久保さんにとって退屈ではなかったのですね。
久保 むしろ、すごく刺激をいただきました!
みなさん仕事に向き合う姿勢は真剣だけど、遊ぶときは楽しくふざけるところとか、絶対に人のことを陰で悪く言わないところとか、そういう人間的な魅力も持ち合わせている方々だと思います。
大学生時代は茅ヶ崎の海側に憧れて南湖に住んでいたのですが、茅ヶ崎は街の雰囲気も、いる人たちも、大好きです。
↓茅ヶ崎のピカピカでバイトをしていた頃の久保さん
↓ミス文教に選ばれたときの久保さん。特技披露では歌を歌った。
――― 茅ヶ崎でたくさん影響を受けたあと、文教大学を卒業後はどんなお仕事に就かれたのでしょうか。
久保 茅ヶ崎のみなさんとお話をする中で、私は成長できる厳しい環境に身を置く方がきっと良いだろうということと、やはり人と接することが好きなので、営業職で会社探しをしました。
この探し方は後から考えても、自分に合っていたと思いますので、みなさんに感謝です。
――― はい。
久保 それで・・・あの、実はこのとき会社から内定をいただいたのに2単位足りず留年をしてしまって、会社には大変なご迷惑をおかけしてしまいまして・・・。
――― それは、結構やらかしましたね。
久保 本当に申し訳なくて、当然内定も取り消しになると思っていました。
でもその会社からは「一年待つ」というお話をいただき、その留年の一年間は大学に通いながらその会社の受付としてバイトをさせていただきました。
――― 良い会社ですね。
久保 はい。トヨタ系列の会社なのですが、実は私の両親と同じ会社に就職したのです。
一年後に大学を卒業してから正社員として車の営業を始めました。
↓トヨタ系列の会社に勤務していた頃の久保さん
――― 実際に営業のお仕事をされてみて、いかがでしたか。久保さんに合っていたと思いますか。
久保 そう思います。
私は実はすごく負けず嫌いで、口には出さないけど、「絶対みんなには負けない」と思ってやっていました(笑)
ちょっと変かも知れませんが、どうせやるなら一番が良いし、一番じゃないと全部ビリな気がしてしまうんです。
――― 久保さんのお知り合いでも、あまりそういう印象を持っていない方も多いかも知れないですね。
久保 そうですね、たぶん天然とか、ドジっぽいとか、そういう印象を持たれていると思います。
まぁドジなんですけど(笑)
――― ご自身の負けず嫌いな一面に気づかれたのは、いつ頃からですか。
久保 はっきり覚えているのですが、中学生の時です。
小学生の頃はひっこみじあんで、できれば静かにいたいタイプでした。
中学に入って合唱部に入ったのですが、人数が多かったので大会に出られるのは選抜メンバーだけなんですね。
大体三年生がほとんどで、二年生も少し選ばれるのが通常なのですが、私はなぜか一年生で選ばれることができたんです。
二年生の終わりの頃にはまさかの部長になることになって、全国大会にまで行けました。
――― すごいですね。
久保 「こんな自分でもやればできるんだ」ということを気づかせてくれた顧問の先生には、いまでも感謝をしています。
「やってみろ」「とにかく挑戦しろ」という言葉を何度もかけられて、背中を押してくださったんです。
――― そしてそれに応えたわけですね。
久保 それまで自分は付いていくだけのタイプだと思っていたし、いまでもそういう部分はあるんですけど、人をひっぱる経験とか、大会に向けて努力する経験とか、そういうことが負けず嫌いな自分の一面を気づかせてくれました。
↓中学生時代の久保さん
――― それでは最後に、今後やりたいことはありますか。
久保 私はいま営業の仕事を辞めて、全然違った仕事をしているのですが、何が自分に合っているのか、やりたいことは何なのかを見つめなおす時期に来ていると思っています。
こうして今日お話しができたことで、改めて何か一歩踏み出さなきゃという気持ちになれたのでとても感謝しています。
――― 成長し続けたいという気持ちが強いのですね。大人になってからやりたいことを知るのは簡単ではないですよね。
久保 本当にそう思います。
いまの私なら、なんでしょう・・・昔から大好きな歌とか、海外の文化に触れることとか、あとは・・・営業とか(笑)
中学校の先生や、茅ヶ崎の皆さんから背中を押されて来ましたが、これからは自分から一歩目が踏み出せるようにしていきたいです。
――― 久保さんの人柄がとても伝わる内容になったと思います。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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