【EdiblePark茅ヶ崎の長谷享さん】茅ヶ崎市の食料自給率を上げたい
(前回の記事はこちら→人生を変えた「半農半X」と「重ね煮」)
――― トニーさんの今後の展望を伺えますか。
長谷 私はいま43歳ですが、近頃は人生100年時代とも言われるので、もし自分もそうであれば前半戦が50歳まで。
そこまでは自分もがっつりと農業をやりながら、もっともっと農の楽しさを皆さんと共有するような活動をしていけたらと思っています。
――― あと7年ぐらいは農業を広めることにご尽力されるのですね。
長谷 はい。いま日本全国の食料自給率は38%ぐらいなのですが、茅ヶ崎の食料自給率が何%かご存知でしょうか。
――― その聞き方だと低そうですね…20%ぐらいでしょうか。
長谷 じつは2%しかありません。
――― え!
長谷 そうなんです。新鮮な野菜を食べれる為にも、そしていざという時の食の供給のためにも、皆さんが家庭菜園などを通じて自分で美味しい野菜を作りお友達と分け合ったり地域で循環するような環境ができたらいいなと考えています。
今後は海側でもプチ菜園作りを茅ヶ崎市と一緒にやらせていただく予定です。
↓EdiblePark茅ヶ崎
――― すごいですね。ちなみにそこも「たんじゅん農法」でしょうか。
長谷 そうです。場所は茅ヶ崎野球場の隣にある、海岸青少年会館のあたりなんですけど、その一画に菜園を設けて、その菜園担当としてやらせていただきます。
2019年の4月から勉強会を開催して、2020年1月から開始ができればなと考えています。
――― 海側にそういうところができるのは画期的ですね。
長谷 そうですね。サーフィンのイメージの強い海側でも少しずつ畑が広がっていけたらいいなと。 朝サーフィンして、そのあとに畑に行って新鮮なオーガニック野菜を採って食べる。 なんか湘南スタイルって感じでかっこよくないですか?(笑)
↓中井町の畑
――― 最後に、この「エキウミ」は雄三通りを盛り上げるためのサイトなのですが、そのアイディアをいただけますか。
長谷 雄三通りは、かつて運営していたカフェが近かったので愛着があります。
やはり特徴として駅から海まで最短の道なので、その行き着く先の砂浜に何か行きたくなる仕掛けがあると面白いですよね。
――― トニーさんのイベンターとしてのご活動を砂浜でできたら面白いかも知れませんね。あと思いつきで恐縮ですが、松戸市にあるEdible wayを雄三通りで再現するなどいかがでしょうか。
長谷 それは面白いですね! プランターを雄三通り沿いの店先に置いて緑を増やし、そこで育てた野菜や果物をお店に持っていくと何か作ってくれたら楽しいですね。
茅ヶ崎のためにできることは今後も考えてやっていきたいです。
――― これからも応援しております。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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【Think Chigasaki:EdiblePark茅ヶ崎の長谷享さん】
・第1話 たんじゅん農法(炭素循環農法)を用いた「食と農のテーマパーク」を作る
・第2話 人生を変えた「半農半X」と「重ね煮」
・第3話 茅ヶ崎市の食料自給率を上げたい
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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