【まちづくりスポット茅ヶ崎の柴田真季さん】茅ヶ崎に密着した活動と暮らしのカタチ。NPOの地域貢献活動、ママ友ハンドメイド起業、商店会お祭りイベント企画などなど。
移住した街に溶け込めずにお悩みの方も多いなか、同じ境遇で苦しんだ経験を持ちながらも、現在は茅ヶ崎市南西部地区を中心にまちづくりにご参加されている柴田真季さんをご紹介します。
雄三通りを利用している茅ヶ崎市民にご登場いただく「茅ヶ崎で暮らす人」の第2回。柴田さんに地域密着の活動内容や、そのきっかけについて伺いました。ぜひ最後までご覧ください!(全2回)
――― 柴田さんには、以前ご登場いただいた小向さんからのご紹介でお話をいただけることになりました。本日はどうぞよろしくお願いします。
柴田 こちらこそ、よろしくお願いします。
私は「エキウミ」のファンでよく読ませていただいているのですが、茅ヶ崎のそうそうたる方々がご登場されているじゃないですか。
私のようないち市民で、しかも普段の仕事で活動する範囲は茅ヶ崎市南西部地区がメインなのに、本当に出てしまって良いのでしょうか・・・。
――― まずは、エキウミを読んでくださってありがとうございます!たしかにエキウミは茅ヶ崎駅南口の「雄三通り」に関わる人を応援するサイトですが、そこにいる人だけに閉じるつもりはありません。むしろ私や小向さんや、柴田さんのような普段利用している市民を巻き込んでいく方が健全ですので、まったくお気になさらないでください。
柴田 それを伺って安心しました(笑)
私は「まちスポ(NPO法人まちづくりスポット茅ヶ崎) 交流スペース・企画担当」や「フジシバ商店 店長」といった肩書きがありつつも、基本は主婦ですので、それでも良ろしければお話ができるかと思います。
――― まずは柴田さんのことを知る上で、その「まちスポ」の活動から簡単に伺えますか。
柴田 「まちスポ」は、茅ヶ崎市南西部地域における、「まちづくり」をする組織なのですが、私は施設を地域のためにどうご利用いただくかを考えている担当になります。
――― はい。
柴田 例えば、あるとき小学生から「マルシェを開催したい」というご相談をいただいたときに、小学生だけでは企画や場所を借りるといったことが難しそうでしたので、それを私たちが主催して12ブースぐらいの「こどもマルシェ」を開催しました。
↓こどもマルシェの様子(まちスポ公式サイトより転用)
――― 地域の子どもやお母さんの喜ぶ姿が、目に浮かびますね。
柴田 あとは、浜見平団地に住んでいらっしゃる独居のシニアの方から、なかなか外に出る機会がないというお話をいただいたときに、作品展を開催するお手伝いをしました。
開催後にお話を伺ったら、「遠くから親戚がわざわざ見に来てくれた」と喜ばれていたので、本当にやれて良かったです。
↓作品展の様子
――― 素敵なお話ですね。自分で企画実行ができない方々の手助けをされているのですね。では、もう一つの活動である「フジシバ商店」についても伺えますか。
柴田 フジシバ商店は、いまは「まちスポ」が忙しくなったので開店休業中なのですが、子どもが保育園にいる頃に子育て中のお母さんと4~5人で集まって作った商店です。
主にはハンドメイドの品をイベントやインターネットで販売していました。
↓フジシバ商店として雄三通り沿いで行われるストーリーマルシェに出店したときの様子
――― なるほど、子育て中のお母さんが集まってできたお店なのですね。
柴田 はい。一人ですべてを行うのは大変ですが、分業制にしてものづくりを行っていました。
その活動を通じて街への興味が高まり、巡り巡って「ちがさきサポセン(茅ヶ崎市民活動サポートセンター)」で働くようになり、そこから先ほど申した「まちスポ」に移ることになりました。
――― 他にも「南湖やんべぇよ会」にもご参加されていますよね。
柴田 南湖やんべぇよ会は、その名の通り南湖エリアの商店が集まってできている団体なのですが、フジシバ商店のような実店舗を持っていないところでもどんどん巻き込んでいこうという素敵な団体です。
↓2016年南湖みんなでやんべぇよの様子
――― 特定の人たちで閉じないで、どんどん巻き込んでいくのはとても共感できます。
柴田 そうですね。南湖にある「欣ずし」の小又さんというとっても素敵な方が会長をされているのですが、南湖やんべぇよ会を身内だけが気持ちの良いものにならないようご尽力されていて、そのおかげで私のような者も関わることができています。
――― 雄三通りを盛り上げていく上で、南湖やんべぇよ会から学べることが色々とあるように感じたのですが、いかがでしょうか。
柴田 雄三通りは一般市民として利用させていただいているだけなので意見はできませんが、南湖やんべぇよの良いところは「南湖通りへの愛着が強いこと」です。
そういう方が多いので、例えば毎年行われる「南湖みんなでやんべぇよ」というお祭りにおいても、「南湖のために協力してよ」という話で周囲の方々を説得してくださる方が多くいらっしゃいます。
――― なるほど、それは心強いですね。
柴田 そうですね。そういう心意気のようなものが今でも生き続けているのは、南湖の強みです。
――― 雄三通りの活性化にとって非常に参考になるお話でした。インタビューの後半は、柴田さんご自身のことについてもう少し深く伺わせていただきます。
(次回へつづく→子どもが産まれたことで、地域とのつながりを持てるようになった )
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【茅ヶ崎で暮らす人:柴田真季さん】
・第1話 茅ヶ崎に密着した活動と暮らしのカタチ。NPOの地域貢献活動、ママ友ハンドメイド起業、商店会お祭りイベント企画などなど。
・第2話 子どもが産まれたことで、地域とのつながりを持てるようになった
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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