【イラストレーターのハルペイさん】ゆるくて、ちょっと笑えて、癒される絵

茅ケ崎在住のユニークな方を紹介する「湘南・茅ヶ崎で暮らす人」。今回はイラストレーターのハルペイさんにご登場いただきます。インスタグラムや雑誌とのコラボなど、かわいいイラストが大人気のハルペイさん。作品の魅力と、イラストレーターになるまでにどんな道を歩んできたのかがよくわかる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください（全3話）

■ハルペイさんのイラスト

――― 本日はよろしくお願いします。私はハルペイさんのファンなので、お会いできてうれしいです。

ハルペイ　ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします。

――― まずはハルペイさんのことを知らない人のために、どのようなイラストを描かれているか教えていただけますか。

ハルペイ　はい。どういうイラストかと言いますと、なんとなくちょっと笑えたりとか、癒されたりするようなイラストを目指して描いています。

↓ハルペイさんのイラスト

ハルペイ　雰囲気としては、ゆるくてかわいくて、商品とか本に私のイラストを差し込むとおしゃれな感じが出せるような。

――― まさにいまのお話を実現しているのが、ライフスタイルメディア「キナリノ」さんとのお仕事ですよね。

ハルペイ　キナリノさんは単発のご依頼から始まって、その後は毎月の連載という感じになりました。

ありがたいことに一年以上お仕事をさせていただいています。

キナリノさんに見つけていただけてすごくうれしかったです。

↓キナリノマガジン

↓「人生の先輩たちに学ぶ生きる理由」（かんき出版）

■イラストレーターとインスタグラム

――― ハルペイさんのインスタは大人気ですよね。

ハルペイ　いえいえ、そんな。

ちなみにインスタでしっかり発信しようと思ったのは、あるイラスト公募展がきっかけだったんです。

そこで賞をいただけたことがきっかけで、今後イラストレーターとして発信していくならばインスタかなと思いまして。

↓受賞したイラスト

――― そのイラスト公募展に出すまでは、特にイラストレーターとしてのご活動はされていなかったのですか。

ハルペイ　はい。というのも、もともと私は「版画」とか「テンペラ画」という技法をつかった制作を十年以上していたんです。

――― いまのお話は妙に納得感があります。ハルペイさんのイラストは色使いがとても素敵ですよね。

ハルペイ　ありがとうございます。版画の経験は色の組み合わせを考える基礎になっているかも知れません。

街中を歩いていて、気になる色の組み合わせがあると頭が勝手に覚えるのがクセになっていたりもします。

↓ハルペイさんのイラスト

――― インスタを拝見していると、並べて描くシリーズもよく登場しますよね。おでんとか、パンとか。

ハルペイ　はい。色の組み合わせを覚えるクセと同じで、たとえばスーパーでおでんの具材を見たときに、「これ並べて描きたいな」とか思っちゃいますね（笑）

↓ハルペイさんのイラスト

――― ハルペイさんは茅ヶ崎市外から依頼されるお仕事が多いと思いますが、茅ヶ崎市内ではなにかご活動をされていますか。

ハルペイ　茅ヶ崎駅南口から歩いて8分のところに「イエアトリエこども造形教室」というところがあって、そこで子どもたちの制作のお手伝いをしています。

あとは12月に「茅ヶ崎市美術館」でワークショップもさせてもらったり、その他にもチラシにイラストを使ってもらったりしています。

↓茅ケ崎市美術館で行ったクリスマスカードのワークショップの見本

ハルペイ　先ほど十年以上版画やテンペラ画の制作をしていた、という話をしましたが、それは大学で美術の助手として働きながらだったんですね。

なので学生や子どもたちに教えたり、制作の現場に触れるというのはすごく好きなんだと思います。

――― ぜひこれを読んだ方はハルペイさんのインスタをチェックして欲しいと思います。次回はハルペイさんの助手時代のお話を中心に伺いたいと思います。

（次回につづく→イラストレーターを名乗った日）

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【湘南・茅ヶ崎で暮らす人】イラストレーターのハルペイさん（HP／Instagram）

・第1話 ゆるくて、ちょっと笑えて、癒される絵

・第2話 イラストレーターを名乗った日

・第3話 美術や創作の道に進む人の背中を押したい

▼インタビュー・編集　小野寺将人（Blog / Facebook / Twitter）

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。