【茅ヶ崎市役所 秘書広報課】ホノルル市・郡との姉妹都市友好協定をまちの活性化に! – 広報担当の塩田恭介さん、秘書担当の金子雄基さん、姉妹都市担当の西原亮さん –
(前回の記事はこちら→茅ヶ崎の市長・副市長の秘書や広報媒体を担当する課)
――― 前回は秘書広報課の「秘書」と「広報」のお話をそれぞれ伺いました。今回は「姉妹都市」のお話を伺えますか。
西原 はい。私が姉妹都市担当の西原です。
私は姉妹都市であるハワイ州ホノルル市・郡との交流事業、イベントを担当しています。
↓姉妹都市担当の西原亮さん
――― ホノルル市・郡と姉妹都市になってから、どれくらい経ちましたか。
西原 はい、茅ヶ崎市とホノルル市・郡との姉妹都市協定は2014年10月24日に結ばれましたので、今度の10月で満4年になります。
↓姉妹都市締結までの軌跡
――― この軌跡を見ると、茅ヶ崎とハワイとの文化的な親和性の高さがよくわかりますね。
西原 そうですね、茅ヶ崎は日本におけるサーフィンの発祥地だったり、フラダンスの文化や、「クールビズ」の一年前から始めた「アロハビス」を行っていたりと、おっしゃるとおり文化的な親和性は高いです。
――― そういえば今度、「市役所発着ホノルル6日間の旅」という企画があるそうですね。
西原 はい。こちらは応募数が募集数を大幅に上回るほどの人気企画となっています。
このツアー企画や、他にも「ホノルルウィーク」という商店さんと協力した企画など、できるだけ市民の皆さんが姉妹都市に関心を向けていただけるよう取り組みをしています。
――― ホノルルウィークは、この「エキウミ」の運営拠点である茅ヶ崎の雄三通りからも多くの商店が参加していますよね。
↓毎年、夏に行われるホノルルウィーク
西原 はい。雄三通りはプレンティーズさんにハワイアンソルトを使ったアイスを考案いただいたり、黒糖茶房さんにココナッツとマンゴーのかき氷をご用意いただいたりと、とても盛り上げていただいています。
もう来年の企画を検討し始めていますので、ぜひエキウミさんとも何かコラボできると良いですね。
――― 商店街の活性化につながる話ですので、ぜひお願いします!それでは、これで秘書広報課のお仕事についてはわかりました。最後に、せっかくなので三人の個人的なお話も少し教えてください。まず、西原さんはどうして茅ヶ崎市役所に入られたのですか。
西原 私は2012年に新卒で入庁したのですが、もともと大学で地方自治法の勉強をしていました。
――― では地方自治の勉強をして、実際に地方自治体に入られたのですね。
西原 はい。民間のゼネコンなんかも検討していたのですが、「脱・公務員試験」を掲げる茅ヶ崎市に興味がわきました。
いまでは「脱・公務員試験」を掲げる地方自治体が増えてきましたが、当時は首都圏でいうと茅ヶ崎市ぐらいしかなかった気がします。
↓茅ヶ崎市の職員採用パンフレット ※2019年度版
――― そして自分のやりたいことを見事に茅ヶ崎で実現されたのですね。では次に、秘書担当の金子さんにもご入庁の経緯を伺いたいのですが、西原さんと同じように地方自治に興味があったのでしょうか。
↓秘書担当の金子雄基さん
金子 いえ、あのちょっと私事で言いづらいんですが、私がここにいるのはサザンオールスターズさんがきっかけでして・・・。
――― え?
金子 実は、私は民間企業の内定を先にいただいていて、もうそこに入るつもりだったんです。
でもその内定者合宿中のホテルで「サザンオールスターズ無期限活動休止」のニュースをテレビで観まして。
――― えぇ。
金子 当時は埼玉に住んでいたんですけど、もうここにいる場合じゃないと。
「茅ヶ崎で仕事をしたり、住みたい」と思って、茅ヶ崎市役所で働くことを決めました。
――― せっかく内定が決まっていたのに。ちょっとその金子さんの思考がよくわからないんですけど・・・でも面白いですね!(笑)
金子 いやもう本当に、その時は「茅ヶ崎」しか頭にありませんでした(笑)
父が公務員というのもあって、もともとそういう道も検討はしていたというのもあります。
――― なるほど。脱・公務員試験というのは、いろいろな可能性を引き寄せますね。ちなみお父さまも市役所の職員ですか。
金子 いえ、父は消防ですね。なので子どもの頃から仕事のイメージと言えば赤い消防車でした。
それに比べて、いま私には3歳になる子どもがいるのですが、市役所の仕事を説明するのは難しいですね(笑)
――― たしかにそうですね。では最後に、広報担当の塩田さんのお話も伺えますか。
↓広報担当の塩田恭介さん
塩田 私は二人とは違い中途で入庁しました。
もともとは住宅メーカーの営業職をしていたのですが、だんだんともう少し自分が提供する価値を広げたいと思うようになりました。
――― なるほど、それで公務員になろうと思われたのですね。
塩田 最初は茅ヶ崎市役所内でも前職と同じような建築や土木系の仕事から始めたのですが、数年前から広報の仕事に関わるようになりました。
公務員は数年ごとに異動があるとは噂で聞いていましたが、いざ自分が畑違いのこの部署に配属と聞いたときはびっくりしました(笑)
――― 色々な仕事を経験して幅を広げられるところが、市役所の良いところでもありますよね。
塩田 そうですね。広報の仕事は他部署との関りも多く発生するので、色々な方がいて面白いですよ。
あと茅ヶ崎市役所にはいろいろな部活があるのですが、私はサッカーが好きなのでサッカー部に所属していて、そこでも横のつながりができるので仕事にも活きていると思います。
――― 三人の人柄がよくわかるお話でした。秘書広報課と何か取り組みたいという方にとって、仕事内容だけでなく中の人の様子もわかることで、よりハードルが低くなったのではと思います。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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