【ReGaR(レガル)の高田佳美さん】毎日嬉しいことがあるから、おばあちゃんになっても美容師でいたい
(前回の記事はこちら→街を元気にするために、美容室が基点になれるかも知れない)
――― 前回はお店の話を中心に伺いましたが、インタビューの後半は高田さんについてもう少し伺えればと思います。まずは美容師になろうと思ったきっかけを教えてください。
高田 小学生の頃の話なのですが、私は美容室に行くことが大好きな子どもで、月に一回は行かせてもらっていました。
美容室でカットされている間も、鏡に映る自分の髪を色々な角度から見て楽しんでいたのを覚えています。
小学6年生の時に校長先生とお茶をする時間があって、そこで「将来の夢は?」と聞かれた時に「美容師になりたい」と応えていました。
↓小学生の頃の高田さん
――― 毎月美容室に行く小学生というのもすごいですね。
高田 たしかに、そうですよね(笑)
美容師になるために日本美容専門学校に入学して、そのあとは親戚が経営している美容室に就職をしました。
↓専門学校時代の高田さん
高田 そこで数年働いた頃にレガルのオーナーである寺田や、内山さんが入社してきてくれて、いまに至るまで一緒にやってきたスタッフと知り合うことができました。
そして私は寺田と結婚をして、レガルが誕生しました。
↓最初に就職した美容室での高田さん
↓レガル創業メンバー
――― どうして茅ヶ崎の雄三通りを選ばれたのでしょうか。
寺田(オーナー) まず海の近くが良かったのと、あとは今までお世話になってきたお客さまに電車でいらしていただくことを考えたとき、駅から近いことも条件でした。
――― たしかに駅と海から近いのは雄三通りの特徴ですね。ちなみに美容師のキャリアとしては、皆さん独立を目指すものなのでしょうか。
高田 人にもよりますが、寺田はもともと独立志向があったタイプだと思います。
あとは・・・(カット練習中のスタッフ椿さんに向かって)椿はどう?
椿(スタッフ) 自分はいつか独立したいのと、他にも色々とやりたいことはありますね。
高田 自分で美容室を開業する寺田のようなタイプもいれば、それ以外にも色々とやってきたい椿のようなタイプもいます。
ちなみに私はずっと現場に立っていられれば良いというタイプで、これからもそうして行きたいと思っています。
――― モチベーションが下がる時はありませんか。
高田 そうですね・・・毎日嬉しいことがあるので、下がることはあまりないかも知れません(笑)
――― 毎日嬉しいことがあるのですか。すごいですね。
高田 あれ、ありませんか?(笑)
カットで褒めていただいたり、スタイリングで感謝していただいたり、それこそ「シャンプーが気持ち良かった!」と言っていただけるだけでもすごく嬉しいです。
寺田(オーナー) そもそも、私たちは直接お客さまと接する仕事なので、「ありがとう」と言われやすいのだと思います。
――― たしかにそうですよね。ただ、「ありがとう」に慣れてしまう人って多いと思います。
高田 私は幸い慣れないタイプなのかも知れませんね(笑)
ただ、むかし先輩から「人は褒めることよりも、厳しいことを言うことの方がそもそも少ないから気をつけなさい」と言われたので、そこはキチンと踏まえていかないと、とも思います。
――― なるほど。でもそこまで楽しいのであれば、ずっと現場に立ち続けたいというのも納得がいきます。
高田 はい。私は、それこそおばあちゃんになっても、健康であれば美容師としてやっていきたいと思っています(笑)
――― とても素敵だと思います。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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▼インタビュー・編集 小野寺将人(Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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