【ReGaR（レガル）の高田佳美さん】街を元気にするために、美容室が基点になれるかも知れない
茅ヶ崎には多くの美容室がありますが、心から納得できるところを見つけられていますか？もしあなたが美容室にいる時間を大切にしたいと思うタイプであれば、今回のお話はきっと気に入るはずです。
「雄三通りで会えるあの人」の5人目は、雄三通りで約14年前から美容室を営まれているReGaR（レガル）の高田さんにご登場いただきます。インタビュー中、終始ご謙遜されていた高田さんですが、そのやりとりの中からレガルが人気店でい続けられるヒントが垣間見える内容となりましたので、ぜひご覧ください！（全2回）
――― 本日はよろしくお願いします。
高田 こちらこそ、よろしくお願いします。
――― レガルさんはいま何年目になるのでしょうか。
高田 2004年にオープンなので、もう少しで14年になります。
最初はスタッフ三名でお店を始めて、お客さまのおかげでここまで続けて来られています。
――― 茅ヶ崎は渋谷の次に面積あたりの美容室数が多いという話を聞いたことがあります。そのような競争の激しい地域で、約14年も続けて来られたのはなぜだと思われますか。
高田 そうですね・・・なぜでしょうか（笑）
そういえば、物件探しのときディーラーさんに相談に行ったのですが、たしかに「このエリアは激戦区だからやめた方が良い」というアドバイスをいただきました（笑）
――― ここ数年は短時間カットのチェーン店もたくさん増えていて、さらに競争は激しくなったのではありませんか。
高田 それがありがたいことに、その影響はあまり感じることがありません。
髪を切ることにあまり時間をかけられない方がいらっしゃる一方で、美容室でゆっくり過ごしたい方もいらっしゃいますよね。
レガルには髪をセットすることや、スタイリングをする時間そのものに喜びを感じる方が多いのかも知れません。
――― レガルさんの公式サイトにはお客さまの声が多く掲載されていますが、カットやスタイリングについて「すごく良くて驚いた」というコメントが多くありますよね。
高田 本当にありがたいお話です。（オーナーの寺田さんに向かって）どうしてでしょうね？（笑）
寺田（オーナー） そうですね、自分たちで言うのも大変恐縮なのですが、あえて言えば「基本がちゃんとしている」ということだと思います。
お家でも土台がしっかりしていないと崩れてしまうのと一緒で、その方の骨格や髪質から各部位の適切なハサミの入れ方、髪の毛の残し方を判断してカットやスタイリングを行わないと、日にちが経過したときに自分でキレイなスタイリングができなくなってしまいます。
――― お客さまの声の中には、接客やお店の雰囲気についても称賛する声が集まっていますよね。
高田 ありがとうございます（笑）
ただ正直に申しますと、接客については、実はそこまで意識しているかといえばそうでもないので、あまり「こんな特別なことをしています！」というような話ができなくて・・・すみません（笑）
――― では特別狙っているわけではなく、自然にやられていることが功を奏しているということなのですね。
高田 そう・・・いうことでお願いします（笑）
美容室は1対1で会話をする時間が他のサービス業に比べて長いので、その時間にリラックスしていただけているとしたらとても嬉しいです。
――― この「エキウミ」は茅ヶ崎の雄三通りに関わる人を応援するサイトなのですが、この雄三通りをもっと元気にするために、お客さまと1対1で話すことの多い美容室を活用するという案も考えられますよね。
寺田（オーナー） レガルには茅ヶ崎以外からのお客さまも多くいらっしゃいますので、よく「この近くでオススメのお店は？」と聞かれることがあります。
そのときに、私たちが雄三通りのお店ともっとコミュニケーションを取って、いま以上に色々な情報をご提供できたら良いかも知れませんね。
高田 たしかに、商店街の活動を通じてアイスクリームのプレンティーズさんや和カフェの黒糖茶房さん、そしてお隣の魚卓さんなどは接する機会が多いですが、雄三通りや駅周辺の情報がより集まる場にレガルがなって行けたらみんなにとって良いことですよね。
――― たしかに美容室には発信力のあるお客さまが比較的多そうですので、美容室が情報の基点となって街を元気にしていけるとしたら、とても良いですよね。インタビューの後半は、高田さんの個人的なお話を中心に伺えればと思います。
（次回につづく→毎日嬉しいことがあるから、おばあちゃんになっても美容師でいたい ）
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▼インタビュー・編集 小野寺将人（Blog / Facebook / Twitter）
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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