【出張自転車修理Charlie（チャーリー）の小川豊さん】「自転車って長く使えるんだ」ということをお知らせしたい
――― 本日は雨にもかかわらず、すぐに駆け付けていただいて本当に助かりました。
チャーリー 突然のパンク大変でしたね。お怪我はなかったですか。
↓自転車のパンクを修理中の小川さん
――― はい。せっかくなので修理中いろいろお話伺っても良いですか？実は私「エキウミ」というサイトを運営していまして…
チャーリー ああ！ブックマークさせていただいています（笑）
――― なんと（笑）ありがとうございます！
チャーリー あのサイトには知り合いがよく出るので、面白いなあと思って読んでいました。
ewaluのはづきちゃんとか、Pacific Styleの北村さんとか・・・ヤフーの小向さんが出たときはさすがに驚きました（笑）
――― お読みいただきありがとうございます（笑）Charlieさんは出張自転車修理をメイン業務とされていますが、とってもお客さんの気持ちに沿ったサービス形態ですよね。
チャーリー ありがとうございます。
Charlieにお電話をいただく方は、突然のパンクや鍵の故障など身動きが取れなくなってしまい、自転車屋さんに持ち込むのが厳しい場合が多いです。
茅ヶ崎は自転車文化ですから、市内だけでも多くの方からご連絡をいただいています。
――― 今回私は自転車のパンクでお電話をしたのですが、一緒に点検もしていただけますでしょうか。
チャーリー はい。この自転車は前のタイヤがパンクしましたが、破れたところを見ると「尖ったものを踏んだ」パターンではなく、「タイヤの疲労が限界に達した」パターンですので、後ろのタイヤも気をつけた方が良いと思います。
自転車は後輪に75%の体重が乗っかるので、本来は後輪からパンクすることの方が多いんですよ。
――― なるほど。それは怖いですね。
チャーリー あとは・・・あ、タイヤのスポーク（針金）が1本外れてしまっていますね。
スポークは36本で均等に支えないと連鎖的に壊れてしまう可能性があります。
ちょっと見てみますが・・・やっぱり4本はもう交換しないと危険な状況になっていますので、これはいま直しちゃいましょう。
――― 助かります。ちなみに、こうやって修理をしていただいているのをじっくり見させていただいても、業務に支障はないですか。
チャーリー むしろ見ていただいた方が良いと思っていて、お客さまの自転車に対する愛着もわきますし、私もコミュニケーションが取れて嬉しいですし。
特に男の子なんかは食いついて見入る子も多いんですよ。
――― 私はCharlieさんのFacebookもよく拝見しますが、ご自身で再生された自転車をたまに販売されていますよね。
チャーリー そうですね。再生して販売できるものが手に入ったときだけやっているのですが、あれは収益のためというよりも、「自転車って長く使えるんだ」ということをお知らせしたいという気持ちの方が大きいですね。
↓再生途中の自転車
――― なるほど。
チャーリー もちろん自転車に不具合が出たときに、「新しい自転車を買いたい！」という気持ちになることを否定するつもりはないですし、それはそれで一つの考え方なので良いと思います。
ただ私個人としてはやっぱり長く大切に使って欲しいという気持ちがあるので、自分にできることで伝えていけたらと思っています。
――― ちなみに、Charlieさんは事業を始めてからどれぐらい経っているのでしょうか。
チャーリー 丸3年ですね。「大丈夫なの？」と心配されながらも、ご紹介をいただく皆さまやフライヤーを置いていただいている事業者さんのおかげでなんとかやっています（笑）
――― それでも3年続けてきたというのはすごいことだと思います。
チャーリー 私はこの仕事を始める前はサラリーマンを20年ほどしていて、その前は自分で自転車やバイクの販売・修理の会社をやっていたんですが、その頃の経験から3年耐えれば何か見えてくるというのは経験則としてありました。
↓なんと小川さんご自身で描いたというCharlieのロゴ
▼インタビュー・編集 小野寺将人（Blog / Facebook / Twitter）
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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