【パシフィックスタイルの北村衛さん】「寝たい」と「サーフィンしたい」は同じ。サーフィンと、茅ヶ崎の雄三通りと、PACIFIC OCEAN BLUEのデニスくん。
雄三通りにお店を出されている方にご登場いただく「雄三通りで会えるあの人」の今回は、アパレル・雑貨を扱う「パシフィックスタイル」の北村衛さんです。
茅ヶ崎で生まれ育った北村さんのお人柄と、お店のスタンス、そしてボランティアでご活動されている障がい児のためのサーフィンスクール「Ocean's Love(オーシャンズラブ)」についても伺いました。
――― 本日はよろしくお願いします。
北村 はい、よろしくお願いします。
――― まずは、まだパシフィックスタイルさんに行ったことのない方向けに、どんな商品を扱っていらっしゃるか教えていただけますか。
北村 メインで扱っているのはPACIFIC OCEAN BLUE(パシフィックオーシャンブルー)というブランドのTシャツです。
この波乗り小僧のデニスくんのデザインと、アメリカ的な独特のプリントの風合いが特徴です。
――― このデニスくんかわいいですよね。
北村 かわいいですね(笑)茅ヶ崎にもこのデニスくんファンは多いです。
5年前に茅ヶ崎の雄三通りでこのパシフィックスタイルを始めるときには、PACIFIC OCEAN BLUEをメインで扱おうと決めていました。
――― 5年前に出店される場所として、雄三通りを選ばれたのはどうしてですか。
北村 特にマーケティング的に考えて選んだとかそういうことでもないんですよね(笑)
ぼくは生まれも育ちも茅ヶ崎で、サーフィンと共に生きてきたんですね。
今はそうでもないかも知れませんが、昔はサーファーがいる通りといえば雄三通りだったので、この通りにしました。
――― 雄三通りはサーファーのいる通りですか。
北村 サーフショップの先駆者がいたこともあって、ぼくが若いころ雄三通りは日本有数のサーフィンストリートだったんですよ。
サーフ系の服は東京に買いに行くよりこの辺に来たほうが買えたっていう時代もあったりして。
――― なるほど。
北村 いまはちょっとサーフィン全体が落ち着いて来ちゃっているんですけど、でも最近また茅ヶ崎のサーフィンが盛り上がりそうな感じがあって。
と言うのも、茅ヶ崎のキッズたちがすごくて、全国トップレベルになってきているんですね。
オリンピックにも茅ヶ崎から選手も出てくると思うので、楽しみですね。
――― ちなみにパシフィックスタイルさんはサーファーのお客さんが多いんですか。
北村 うちはファミリー向けの商品が多いので、サーファーが特別多いというわけではなく、ベビーやキッズが家族にいる方が多いですね。
――― 駅前の通りで5年もお店を続けられるのは大変だと思うのですが、やはりご商売的に浮き沈みはありましたか。
北村 それで言うと、浮いたことがないですね(笑)
――― あ、それは失礼しました(笑)
北村 一度で良いから浮いてみたいです(笑)
ちなみにぼくはこの仕事をする前は30年ほどサラリーマンをしていて、会社の解散と共にサラリーマン生活を終えたんですね。
その後にお店を始めたのも、サーフィンがしやすい環境を求めたことが大きいんです。
もしかしたらあまり褒められたことではないのかも知れませんが(笑)
――― サーフィンあっての、人生や仕事なんですね。
北村 はい。ぼくにとってサーフィンは人生そのもので、スポーツとかそういうジャンルでもなく、「寝たい」と「サーフィンしたい」が同じなんです(笑)
そんなぼくがやっているお店ですから、「小さいお店は入ったら買わなきゃいけなそう」という心配はご無用ですので、ふらっと立ち寄ってくださいね(笑)
(次回につづく→「パシフィックスタイル」がなくなっても障がい児のためのサーフィンスクール「Ocean's Love」は続ける)
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【湘南・茅ヶ崎の雄三通りで会えるあの人-パシフィックスタイルの北村衛さん】
・第1話 「寝たい」と「サーフィンしたい」は同じ。サーフィンと、茅ヶ崎の雄三通りと、PACIFIC OCEAN BLUEのデニスくん。
・第2話 「パシフィックスタイル」がなくなっても障がい児のためのサーフィンスクール「Ocean's Love」は続ける
▼パシフィックスタイル
住所:茅ヶ崎市東海岸北1-7-25 リトルキング茅ヶ崎1F/アクセス:茅ヶ崎駅南口徒歩7分/駐車場:なし/TEL:0467-81-5439/定休日:水曜/営業時間:11:00-19:00/Facebook
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。
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