【茅ヶ崎イシラスの石田智さん】茅ヶ崎漁港徒歩2分のしらす加工直売所がオープン!茅ヶ崎の水産業を守りたい。


茅ヶ崎に貢献する方を紹介する「Think Chigasaki」の9人目は、茅ヶ崎イシラスの代表・石田智さんにご登場いただきます。2018年4月に閉鎖となった茅ヶ崎唯一の魚市場「茅ヶ崎丸大魚市場」で26年間働いていた石田さんが、茅ヶ崎の水産業のために立ち上がったお話を、ぜひ最後までお読みください。






――― 本日はお忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます。


石田 いえいえ、こちらこそありがとうございます!


――― 改装前にもお邪魔をさせていただいていましたが、すごくきれいなお店になりましたね!


↓外観・内観 ※価格はオープンセール中のもの


石田 ありがとうございます!まだまだ変えていきたい部分はあるので、楽しみにしていてください。


――― それでは、まだこちらをご存じない方のために、まず何をしているところなのかをご説明いただいてもよろしいでしょうか。


石田 はい。茅ヶ崎イシラスの事業は三つあります。

まずしらすを始めとした「水産加工」と、販売店や飲食店への「卸売」、あとは「店頭販売」です。


↓しらすを茹でる網と釜(外・内)

↓事業者向けに氷の販売も行っている

↓まぐろ包丁


――― 業者向けの加工や卸売のほかにも、一般の人向けに店頭販売もされているということですね。


石田 はい。ですのでぜひお気軽にお越しください。

普段は釜揚げしらすや干物などの加工品などを扱っていますが、しらすが獲れれば、生しらすや茹でたての釜揚げしらすを出していきたいと考えています。

特に茹でたての釜揚げしらすは、普段食べているしらすとは比較にならないぐらい美味しいですよ!


↓店頭販売のディスプレイ ※価格はオープンセール中のもの


――― 茅ヶ崎イシラスさんがどんな場所かはよくわかりました。オープンして間もないですが、どんな方がこちらにいらっしゃいますか。


石田 まだ本格的に宣伝をしていないので、いまのところはお店の前を通る方がメインになるのですが、例えば釣りに来た方がよく寄ってくれたりはしますね。

ここは茅ヶ崎漁港から歩いて2分のところにあるので、釣り船の利用客が帰りがけにお土産を買ったり、獲れすぎた魚を買い取り目的で来てくれたりします。


――― たしかにこの辺りは、早朝の賑わいがすごいですもんね。


↓朝4時頃の茅ヶ崎漁港付近の様子。釣り客で溢れている。



石田 ここは漁港から近いおかげで、水揚げされた魚を新鮮なまま加工できるんです。

特にしらすなんかは鮮度が命ですから、この立地と設備は強みになるかなと思っています。


↓茅ヶ崎イシラスの場所(茅ヶ崎漁港から徒歩2分)


――― 漁師さんたちにとっても、こちらは魅力的な立地ですよね。


石田 茅ヶ崎の漁船は減少し続けていて、いまはしらす漁船が4隻、それ以外の漁船が2隻しかないんですね。

しかも茅ヶ崎で唯一の魚市場だった「茅ヶ崎丸大魚市場」が今年閉鎖になってしまったので、あまり知られてないんですけど、実は茅ヶ崎の水産業は危機的な状態なんですよ。


――― 茅ヶ崎丸大魚市場は、平塚魚市場と一緒になってしまいましたね。


石田 そうです。このまま何もしなければ、茅ヶ崎で獲れた魚が他の地域から水揚げされてしまうところだったんです。

やっぱり茅ヶ崎のしらすや地魚を、「茅ヶ崎産」として届けていきたいし、子どもや孫の世代まで残していきたいじゃないですか。


――― はい。


石田 それを残すためには、やっぱりそこに想いがある万蔵丸さんみたいな漁師さんや、魚卓さんみたいな魚屋さんと二人三脚でやっていくしかないと思うんですよね。

茅ヶ崎漁港の近くにうちみたいな大きい釜があれば、たくさん獲れた日に獲れた分だけ保存がきくようになって、獲れない日を補うことができます。

何より鮮度の良い状態で加工ができるから、美味しく仕上がるので、みんな嬉しいわけですよね。


――― 漁師にとっても、スーパーや魚屋さんにとっても、飲食店や消費者にとっても良いですね。


石田 ただこんなこと言ってますけど、オープンに向けて実際はぼくなんか何もできなくて、逆に助けられっぱなしだったんですけどね。

ぼくもそれなりに働いてきたわけだから、ある程度は自分の力でできると思ってたんですけど、もう全然!


――― 全然でしたか(笑)


石田 みんなの力がないと本当に何にもできなかったですよ。

「忙しい忙しい」って言いながら目の前のことをただやるというのは楽なもんで、自分で決断をしていくのは大変なもんですね。

自分が従業員の頃は上に「早く決めてくれ」と文句言ってたくせに、いざ自分でやり始めると目を背けたいことが次々と出てくるんですよこれが(笑)


――― (笑)


石田 おかげさまで何とか形になって、オープンはできたんですけど、まだまだやりたいことはたくさんあるので、必死に汗かいて頑張ります。


――― 次回は、茅ヶ崎イシラスを始めるまでのお話と、今後の展望について伺います。


(次回につづく→茅ヶ崎丸大魚市場の閉鎖から奮起。いつか茅ヶ崎に一日遊べる市場を作りたい。


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▼茅ヶ崎イシラス

住所:茅ヶ崎市南湖6-18-3/TEL:0467-39-6935/FAX:0467-39-6995/公式サイトFacebook





▼インタビュー・編集 小野寺将人(BlogFacebook / Twitter

2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。

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